Fishing2007釣行記 今年も〜!第二弾 「中杉川・・改め○○釣行」
今年も〜!第二弾 「中杉川・・改め○○沢釣行」
 
  
[報告者] 山路 由洋
釣行日:2007/7/14〜7/15
 メンバー:上田 勉、平江 誠、寺尾 一木、山路 由洋

 

 
 
 日本の南海上で発生した超大型台風4号の影響で、今年も中杉川は無理だと決定し、第2案であった下田山塊 光来出川に、上田さんの車で平江さんと目指す。途中、下田村の道の駅で寺尾さんと合流し、快適なテン場にて到着を祝った。

 周りが明るくなり目が覚めると、まだ雨は降っていなかったが雲が低く、今にも泣き出しそうな空である。生ぬるい風に追われる様に、笠堀ダムの車止めに向かった。
ダムサイトに到着すると、えっまさか!!先行者らしき車2台が止まっていた。やられた!と思い、車を確認すると明らかに釣り人である。今後どうするか4人で作戦会議を開くこととなった。先行者の釣り人は、この天候であれば光来出しかないだろう。と推測し、光来出川を諦め上田さんの提案で、○○沢に決定した。車で15分程走り、○○沢の林道車止めで釣り支度を整え、出発する。

  雨が降ってきた!早く出発するぞ!   (ピンボケには訳がある!)
                
 林道はしっかりと道が付いており40分程歩いたところで沢に降りる。

 渓の水量は、まだ少ないが水は冷たい。渓は、それ程広くなく途中、ゴルジュが数カ所現れ、泳ぎ、厳しいヘツリが現れる。「今日は沢登りだ!行くぞー」と上田さんのかけ声に、皆で「冷てー!さみー!なんじゃこりゃ!」と連発しながらも、「気分は、中杉だ!!」と気合いを入れ直し、前進する。

 途中、竿を出すが魚は全く出ない。おかしいなあと皆で言いながらも奥へ進む。上田さんの竿にやっと魚が掛かるも小さい。おっしゃー魚はいるぞ!と、その後ぽつぽつ皆にあたりが出るもサイズが小さい。途中、私と寺尾さんは昼飯を食べつつ大休止、上田さんと平江さんは「まだ奥を見てくるね。」とドボンと飛び込んで、行ってしまった。(まだ泳ぐのか・・・?)突然、寺尾さんが山肌に取り付き、20mほど登った所に林道を発見。「なんだ、此処まで道が付いてんじゃん!帰りは林道だな・・・。」素晴らしい野生の感である・・。

 しばらくすると、二人が帰還し、やはり奥も魚は全く出なかったとのこと。「雲行きも怪しいからそろそろ戻るべ!と」帰りは、林道歩きで車止めまで戻った。




台風の影響か、雨も激しくなってきた。今日のテン場はどうしよう?と探していたところ、大谷ダムひめさゆり湖畔に高床式屋根付きテン場を見つけ、一晩お借りした。ひめさゆり湖は地元下田村の村花、ひめさゆりに因んで付けられたそうである。雨風が強まる中、屋根付きのテン場は快適である。冷たいビール、うまい肴が次々と腹の中に収まっていく。まだ時間も早かったせいか、疲れて昼寝をする者、飲み続ける者と様々。辺りが暗くなる頃、静かな湖畔にイモ虫のいびきと、湖の中央にある噴水の音だけが響く。今回は2泊の予定だったが、天候不良により1泊にて撤収となった。今回も不完全燃焼状態で解散となり、皆で「是非、来年は梅雨明けを狙って中杉にチャレンジだ!」と、誓うのであった。
最近いつも雨だよ!どうなってんの?
テッペンカケタカ!ムニャァ〜。もう寝る。。。


(やまじ よしひろ)
BACK HOME TOP
                          Copyright (C) 2005 utsunomiyakeiyukai. All Rights Reserved.