Fishing2009釣行記 秋山郷で山遊び[信濃川水系中津川支流栃川]
秋山郷で山遊び
[信濃川水系中津川支流栃川]
 
  

[報告者] 阿部光延
釣行日:2009/6/2122
 メンバー:小林一夫、阿部光延

 
 
 
 1泊で良い所があるから今度釣りに行こう、と源流タクシーこと小林サンからのお誘いで梅雨時期の6月21、22日の1泊2日で天候が気になるこの時期ではあるが思い切って決定の運びとなり、場所は信濃川水系中津川に流れ込む栃川。

 20日の深夜、関越自動車道の塩沢石内で小林サンと合流。津南町んおコンビニで朝と昼の食料を仕入れ、R405の峠道を越えてAM2:00前に車止めへ到着。天候は曇り。この日は厳しい山道歩きが控えているので到着祝いはせずに一眠り。

 5時前に屋根を打つ雨音で目がさめ外に出ると本降り状態。雨の中パッキングに取り掛かり5時半に出発。30分位で急勾配の登りが始まる。ピンソールを装着後急勾配を登りはじめ休み休み登るがカッパを着ているため、汗が吹き出てくる。そんな苦しい歩きも2時間ほどでテン場へ到着。幸い雨も小降りになり早速地面を均しテントを張り今宵の宿の準備はOK。


雨の中のアプローチ



 いよいよ釣りの開始と思いきや釣り場まではもう一山越えてから・・・更に急な勾配を喘ぎながら越えようやく釣り場へ入渓。雨の為若干増水しているようだが天候も回復してきて青空も見えてきたのでこれ以上水嵩が増えることは無さそうである。


ようやく入渓

まずはコーヒーで体を温めます



 交互に釣りあがっていくが釣れるのは7寸程度ばかりなので途中気になった枝沢まで戻り再トライ。ここはそれ程増水をしていないためポイントも多く、私に釣れてきたのは7、8寸ばかりだが小林サンには尺、尺一寸とリーダーの面目躍如といったところか。途中雪渓がありコゴミ、ウド、ヨブスマソウ、ウルイを採り魚止めまで釣り上がりちょっと遅い昼食を取りテン場へ戻ることとする。


小林サンが釣り上げた尺一寸

私にも渓の恵みが



 帰りはネマガリタケを採りテン場に到着。流木を集め小林サンが岩魚の刺身とタタキを捌き米を炊いてくれた。私は山菜のおひたしを作りテントの中で乾杯!今日はハードな1日だった為早目の就寝となりました。

ネマガリタケ

岩魚のタタキ

山渓コースディナー



 翌朝は脚の筋肉痛で動くのも一苦労。これで来た道を帰れるだろうか。今年最初の釣行としては厳しすぎたかも知れない。小林サンがニンニクの効いたチャーハンと味噌汁を作りエネルギー補給。これで帰りの体力もOK。テン場をキレイにしビールが減っても重さの変わらないザックを背負い車止めを目指し出発。せっかく止んでいた雨もまた降り出し行きと帰りだけ雨に祟られました。途中鳥甲山をバックに写真を撮り車止めへ到着。(脚がガクガクです)途中で雨の露天風呂に入り汗を流し、津南で蕎麦を食べ帰路に着きました。


鳥甲山をバックに


 


(あべ みつのぶ)
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