Fishing2013釣行記 水トレ改め極上のテンバ沢
水トレ改め極上のテンバ沢
 
  
[報告者] 本宮和彦
[写真] 本宮和彦  
釣行日:2013/6/29〜30
 メンバー:平江誠、寺尾一木
 本宮和彦
 
 
 
 
 
 関東地方は週末雨マーク・・・

 源流釣行必須の水トレも中止になり各方面準備万端の3名が行き場を失い、それではと天気の良さそうな山域を私が探し当て平江、寺尾両氏に相談、集合場所を後にした。

 
珍しく寺尾さんが釣りを始めました



 車止めから入渓、水量は少ないもののなかなかの渓相のようだ。

たまらず遡行中でも竿を出したくなる。

 穏やかな流れの傍に段丘が見える。近づいてみるととても広く平らで落ち葉がフカフカ、周囲には薪も豊富でテンバにはここしかないと3人即決でザックを降ろす。



写真では分かりづらいですが本当に良いテンバです


ブナの葉を映し出す木漏れ日






 まだ時間も早く上流探索に出かけることにするが、またまた珍しく平江さんが既に竿も仕掛けも準備O.K!

 ポイントごとに毛バリを打ち込むとまさしくここだろうと思った矢先、尺を超える(ように見えました)イワナが平江さんの竿を絞った。
残念ながら痛恨のあわせ切れ・・・

すかさずすぐ次のポイントで狙い澄ましたように9寸イワナをGet!!
こんなに釣りをする平江さんを見たのは久しぶりです。




斑点の鮮やかなイワナ

     
  上流へ向かうイワナ

 
 
     
  流れてくるエサを待っているのでしょうか

 
雪渓ポイントを釣る寺尾さん

 

 「今度は本宮クン釣りなよ!」
と嬉しいお言葉。
 倒木がポイントを作り出す淵に静かに毛バリを着水させる。木の枝かとおもっていたらすーっと動いて毛バリを銜え深みへ潜ろうとするイワナ。チョット待って合わせるとピカピカなメスが釣れた。



     
   私が掛けた8寸の美人イワナ
顔つきがあどけない


 
     
   

 徐々に渓も狭まり稜線が見えてきた。
テンバに戻り乾杯しよう!二匹だけキープし沢通しでのんびりと帰ることにした。


 




     乾杯!!
   砂地の宴会場
  これまた快適です

イワナの味噌たたきを作っている寺尾さん


     
  いい年をした2人
楽しそうですね


 
 


 もともとは5人参加の水トレだったため私も平江さんも多めの食材を調理。
本当に3人で食べきれるのか不安で一杯でしたが作り始めたら早く出すしかない。


左上 : イワナをさばいています
左下 : 平江さん持ち込み牛肉
右上 : 牛肉とキャベツのトマト煮込み(煮込み前)
右下 : 食べ頃のウルイ


焚火料理

右下 : アオヤマガメの産卵後だそうです(平江さん談)

     
  焚火も絶好調
やはりこれがなくては

 
 
 焚火の前でマッタリと


 深夜まで続いた宴のダメージもなく5時に目が覚めた。
しばらくシュラフの中で鳥たちのさえずりを楽しんでいるとアカショウビンの啼き声がひときわ美しい。

「本宮クン、さっきリスが枕元まで来たんだよ」
と平江さんが話しかけてきた。
次回はピーナッツで餌付けでもしてみようかと本気で思ってしまう程、穏やかで何でもあるような雰囲気の森である。




快適なテンバで朝を迎えます
寺尾さんはひどい二日酔いのようでなかなか起きてきません


豪華な朝食
左上から牛肉とキャベツのトマト煮込み、カレー、冷や汁
ベーコンエッグ、ウルイとトマトのサラダ


     
  インドへ出張中の平江さん

 

 ザックのパッキングを終え、さあ帰ろうとテンバに一礼。

チョットだけ軽くなったザックを背負う私に
 「本宮クン、こんな良いテンバを本当にありがとう!また来よう!!」
突然掛けられた2人からの言葉に何やら胸の奥がジーンとする私でありました。






 ようやくトレーニングシーズンも終わりいよいよ来週からは本格源流釣行が待っている。
あの沢、この山と期待に心は弾み、今年はとても良い準備ができたので非常に楽しみにである。

 皆さん、ヨロシクお願いします!!




(ほんぐう かずひこ)
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