Fishing2013釣行記 2013 GW釣行
2013 GW釣行[栃木県某沢]
 
  
[報告] 本宮和彦 
[写真] 本宮和彦   
釣行日:2013/4/27〜28
 メンバー:上田勉、上田房子
阿部光延、本宮和彦
 
 
 
 一昨年は好天、昨年は暴風雨、さて今年はどうなるやらと楽しみにしていたGW釣行。

 メンバーに阿部氏を加え前夜道の駅に集合するも風がゴーゴーと唸りを上げている。
天気予報では風があるものの概ね晴れると云う今年のオープニングには持って来いだと意気込んでは見たもののどうも不安で仕方がない。

 夜が明けると晴れているものの雲の流れが異常に早い。
地元のおじさんに話しかけられ聞きいると昨日は標高の高い山では相当積雪があったそうだ。
ん〜〜・・・益々嫌な予感が・・・

 歩き始めると陽が射している。風も弱いのでこれはもらったと思っていると何やら黒い雲が空を覆い始めた。
心の中の雪だるまが少しだけ私に向かっておいでおいでしているのが見える。


渓相は良いのですが魚が走りません



 前回は山越えをしたが今回は沢通しで遡行の開始。
見ると砂地には真新しい足跡が点々とあるので先行者に追いついてしまわないか気になるが寒いのでそんなことは云ってられない。



阿部氏の試し釣り

中流部のゴーロ帯

     
  小滝を乗っ越す阿部氏

 
 


 都合3組の先行者に追いついてしまうが我々が泊りだと云うと気持ちよく先を譲ってくれた。
釣りを諦めさせてしまうようで大変申し訳ない思いで一杯だがどうやら寒くて皆さん引き際のタイミングだったらしい。

真夏とは比べ物にならないほど冷たい


さあ!釣りの開始です

上田さんもこの寒さでは口数も少なく




 テンバを決めると上田さんが釣りに行くと云う。
カメラマンとして同行するが雪は止んだものの寒さは変わらず、焚火にあたっていた方が良かったなどと思いながら被写体探し。
この沢は水量が安定しているせいか全体に苔むしており寒さを除けば非常に心身共に癒される。

 そうこうしていうるちに大騒ぎしている上田さんに呼ばれ近づくとちびっ子イワナを掛けたようだ。
折角の一匹なのでパチリと一枚。その後やさしく流れに返し先を急ぐ。
この時期ましてや水温も低く魚達は岩陰の奥でひっそりと流れる葉や枝を見ているのだろう。


癒しの空間

この時期は岩陰の奥へエサを送り込みます

     
   粘ってようやくの釣果

 


 

逆立ちしているような大木


苔むす流れ


     
   持つところがおかしいような・・・

 


 テンバへ戻り、ブルーシートで小屋掛けし薪を集める。

 忘れていた訳ではないが上田夫妻だ。がっちゃんの薪集めが半端ではない。そこまでは良いが寝床からあまりに焚火が近い為もうもうと煙が充満している。目をあいていることもままならないが当の上田さんはガハハと笑いながらビールを飲んでいる。


   
・・・恐るべし・・・上田家・・・


阿部氏、それは目が痛いと云うサインか・・・??

寝床からの距離・・・約1b・・・
上田さんが見えません




 寒さに震えた宴会も終わりシュラフにもぐりこみ空を見上げると焚火のすすが飛んでくる。
顔にもかかるので手で払おうとしたら何やら冷たい。手をかざしてみるとまたもや雪だ。
頭からもぐりこみ不貞腐れたように寝ることにした。





 目が覚めるとまだ夜明け前だが月が見える。
ようやく安心し起きて焚火を起こしなおすことにした。上田夫妻も阿部氏も目が覚めたようで目覚めのコーヒーを頂き朝食の準備。

朝から快晴

焚火ニンニクカレーも食べ頃

    いやぁ、やっぱり晴れはいいな
そんな顔してますね

 
    上田家移動

 
    この先には10bの滝が

 
     
    天気も回復


 
    がっちゃんと記念撮影

 
     

 今回
「も」天候が不安定でしたが来年こそは良い天気、釣果に恵まれるよう日ごろの行いに気を付けたいと思います。
 参加頂いた上田夫妻、阿部氏、また来年も宜しくお願い致します。





(ほんぐう かずひこ)
BACK HOME TOP
                          Copyright (C) 2005 utsunomiyakeiyukai. All Rights Reserved.