Fishing2014釣行記 釣ったやづしか書かんにびした
釣ったやづしか書かんにびした
 
  
[報告者] 本宮和彦
釣行日:2014/8/23〜24
 メンバー:上田勉、齊藤敦、重川英喜
 安斎昌幸、本宮和彦
 
 
 
 
 
 地形図を眺め新規開拓と意気込み齊藤さんと何度かのやり取りで決まったこの沢に鼻息ムフムフで乗り込んでみた。

 渓相は抜群!サアと遡行を開始。

 上田さんの
「もったいねえから竿出して行こう」の合図に安斎がブドウ虫をつけポイントを流すと小さいながらもアタリが。
これは期待が持てるなと先を急ぐ。

 初めて泊まる沢は安全第一の高台を探すが中々適地が見つからない。
探しながらもポイントを探る安斎君に良型が竿を絞ると上がってきたイワナはヒレのしっかりした綺麗な一匹。



車止めから出発


     
  ポイントを丹念に探ると

 
 
     
  流石に釣るやづは違いますね

 
 
     
  これぞヒレピン


 
 





 枝沢の砂地にテンバを設営し、本流筋の探索に出かける。

 程なくゴルジュの中絶好のポイントが続くがまるで魚信がない。齊藤さんの餌バッタにも食いつくイワナがいない。

「あれれ・・・??」水量1:1の二又にさしかかり水の澄んだ方の沢にはいると程なく2段4mのチョックストーン滝に出くわした。最後の滝壺でついに齊藤さんのバッタに尺を超える大イワナが掛かるも針を大きく曲げられ口元から外れてしまった。

 

穏やかな流れの中流部

深場は胸まで浸かりながら越えていきます


     
  ゴルジュ帯の好ポイントにバッタを流す齊藤さん


 
 
     
  ようやくここで大物の魚信が

 
 
     
     





 先ほどの二又を安斎君と2人で上がってみるとユラユラ餌待ちをしているのが見える。素早く釣り上げ記念撮影後放し、右カーブを抜けると荒々しい3メートルの滝が大きい釜を携え私においでおいでしている。
ここで一匹釣り上げテンバへ帰ろうと氏に促すとこの滝の上に行きたいと安斎君が強い口調で訴えてきた。

 「この滝の上には大物がいるっす!!行きましょう!!」

まぁ、岩トレの成果発揮とばかりにツルツルの壁に微妙な体重移動と頼りないガバに身を預け滝の真下へ体を捻じ込ませる。それを見ていた先ほどの強い口調の安斎君が

 「お、俺には無理です!!本宮さん!ひ、一人で行ってく、ください!!」
と叫んでいる。

 「おまえナア・・・」

なんとか説得(?)しようやく越えてきた氏の目は虚ろ、口数少なく数ポイントを探っただけで納竿。

 件の滝もヒヤヒヤですり抜けテンバへ帰還。



釣ったやづニンマリ


だから言わんこっちゃない








 テンバではキーパーをしてくれた重川君が素晴らしい宴会場をこしらえ私たちを出迎えてくれた。

寝床用のタープの他に5メートル×4メートルのブルーシートを焚火の傍に綺麗に張り、夜の雨対策を完璧にこなしてくれ私はこのタープの下で心地よい朝を迎えた。


今回膝の捻挫を押して参加の重川君


釣ったやづ(左)と上田さん


     
  IKEAのフライパン
398円と安価ながら軽くて丈夫

 
 


 翌朝も快晴の中沢を下り無事車止めを目指します。

 

 
 

アブもいない快適な沢でした


     
  ヘツリでやり過ごすメンバー

しかし一人だけ水中突破しかないと嬉しそうに
以下動画をクリック

 
 



 途中天然杉の大木が根こそぎ倒れ樹皮がきれいに剥けクレーン車と置き場が家にあればゼヒ持って帰りたいオブジェを見つけ記念撮影。


嬉しそうな釣ったやづ







 後日、齊藤さんと今回の釣行記について誰が書くか決めていなかった、と相談。
すると一言

  「釣ったやづしか書かんにびした」  共通語訳 = イワナを釣った人間しか釣行記は書けないだろう

今までレポートを読んで「ん??」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
そうなんです、独り勝ちの安斎君が釣行記を頼んだ途端に音信不通になってしまいました。
LINEも読まない、しかし普段通り生活しているらしい。

仕方なく釣ったやづbQとして書かせて頂いた為どこか客観的でつまらない文章になってしまいました。
 
 もう一度この場を借りて呼びかけてみます。


   「おーい!ザイシー!怒らないから出ておいでー!」



小さいのを釣ったやづ・・・
これで書けと言われても・・・



 


ほんぐう かずひこ)
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