Fishing2018釣行記 久慈川の天然ウナギを味わう
久慈川の天然ウナギを味わう
 
  
[報告者] 高瀬賢一
釣行日:2018/10/20
 メンバー:前垣均、高瀬賢一

 
 
 
 
 毎年10月には茨城県の久慈川の河口付近で、ハゼ釣りを楽しむ事が恒例になっていたが、今年は参加者が集まらず中止とした。 そうは言ってもハゼの天ぷらは諦められず、私一人でも行こうと決めて前垣さんと久慈川を目指す。


  天気は良好、穏やかな河原、椅子に腰かけて飲むビールがまた美味い。 気持ちの良い風が河原一面に咲いたセイダカアワダチ草を揺らす。(絵になります。) 岸辺近くに並べた前垣さんの数本のリール竿、適度な間隔でハゼが揺らす。


 私が3匹釣る間に前垣さん20匹、それも20センチを超えるデカいのを次から次へと釣り上げる。 まあ適度にセイゴも釣れているので私は満足、最後は前垣さんの釣ったハゼの天ぷらをご馳走になればさらに満足なので、のんびりとビールを楽しみながら糸を垂らす。





     
     


3時を過ぎたころ前垣さん大声で私を呼ぶ。 行ってみると前垣さんの竿には大きな天然ウナギがのたくっている。 全長60センチ、腹の黄色い天然ウナギ、珍客に二人大喜びで写真に納める

まるで私が釣ったようにポーズを決める。

釣ったのは前垣さんです。



 これはハゼの天ぷらだけではない、天然ウナギのかば焼きも頂けるかも知れないと、 期待が勝手に膨らむ。フフフフフフ。


 前垣さんのご自宅に泊めて頂き、早速ハゼの天ぷらを準備、私も手伝う。更に前垣ウナギをサバク。 分厚いイチョウの木のまな板にウナギをキリ止めし、職人と化す。(本当のウナギ職人のように、見事にサバいて見せた。)

 麺つゆと日本酒にザラメを加え、甘ダレを作りその中にウナギの切り身を入れ煮込む。 こちらは翌朝の新米に乗せて、その上から甘ダレをかけてうな丼、二人の胃袋に収まり感動を味わう。(身がしっかりとしていて更に味が濃い。)


  そうそう昨夜のハゼの天ぷらの事もご紹介せねば。 当然ホクホクの天ぷら、デカいので少し背骨が気になったが、熱々の内は何とか骨を取らずに頂けた。 魚市場で買ってきた刺身、特にシラスの刺身も焼酎の後押しをしたかも知れません。


 久慈川の恵みと、前垣さんに感謝でした。


    「鮭の遡上が始まっていました。秋本番ですね。」



(たかせ けんいち)
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