Fishing2019釣行記 水トレ 2019
水トレ 2019
 
  
[報告者] 坂井希
釣行日:2019/6/22〜23
 メンバー:本宮和彦、上田勉、矢萩武彦
白井淳一、瀧田康夫、五百川和也
藤田篤、三瓶こずえ、坂井希
 
 
 
 

 6月21日(金)夜、本宮さんと待ち合わせた鬼怒川温泉近くの駐車場は土砂降りの雨だった。

 天気予報では1周間前から雨マークだったものの、参加者同士のメールでは誰も延期を提案する者はおらず、
「安全第一で、とりあえず現場に行ってから様子を見ましょう!」という具合だった。


 私は本宮さんの車に相乗りさせていただき、一路上田さんの待つ車止めへ。進めば進むほど雷鳴轟く豪雨は激しくなるばかりだったが、意外にも集合場所の車止めは穏やかな天気。そこで今回参加するメンバーの方々にご挨拶し、前夜祭に突入となった。


 焚火を見ながら今までの釣行の話を肴にビールをいただく・・・この時点で楽しすぎるぞ!






 翌朝、装備を整えいざテン場へ!メンバーの中には前夜祭で持参したスキットルのウィスキーを全て飲みテンション低めの者もいたが林道を歩くと程なくして河原に降りた。



渓は濁りもなく美しかった


 

 
ここからは竿を出し、釣りながらテン場を目指すことに。

 まずはエサ釣りの滝田さんが、小ぶりだがキレイな岩魚をキャッチ!それを皮切りに餌組、ルアー組の竿がしなり始める。
(テンカラの私にはピクリとも反応がない・・・)

 特にルアーの五百川さんと白井さんは巧みなキャスティングで深瀬から食べ頃サイズの岩魚をバンバン誘い出していた。

 

グッドサイズを片手にニッコリの白井君


五百川君にも良型が


好ポイントを狙う藤田君



瀧田君もエサで狙います


美しい渓には美しい岩魚がいた







 一際両岸が際立ってくると釜を携えた滝場ではまずはリーダーの本宮さんが淵を泳ぎ切り滝横の岩を登り、他の
メンバーもあとに続いた。

 これぞ「水トレ」といった感じだ。


岩にへばりつく私


   白泡に巻かれないよう慎重に

 
     
   泳いで取りつく白井君


 
     
   藤田君も果敢に岩を登ります


 
     
   流れの弱点をつく矢萩さん

 
     
   女性唯一参加のこずえさん

 
     
懸命にロープを手繰り寄せ無事完了




 滝を越えるとすぐにテン場に到着。なんと一足先に上田さんがテン場にタープを張り、火を起こして待っていて下さった!(ありがたい・・・!)

 お昼は本宮さん特製のモツ炒め入りラーメン。染みるぜぇ!


腹ごしらえも済んだら再び釣りへ。天気もどうにかもってくれている。


 午後一発目はリーダー本宮さんがテンカラで釣り上げた


 

これまた良いサイズ
流石です

 

  これでもう「今日はテンカラは釣れない日だな」
という言い訳を封じられて焦る私。その後先行させていただき、良い感じの落ち込みの手前で1匹目をキャッチ!




 
午後から少し沈む毛ばりにしたのが良かったのだろうか


  

 銘々釣りながら夏の始まりを感じさせる渓を進む。奥に進むほどしっかりと魚がポイントについているようで、ヒットは続く

     
  3段7b滝


 
 
     
  瀧田君も良型を釣り上げる

 
 
     
  明るい小滝

 
 
     
  思わす溢れる笑みがGOOD!

 
 
  






 と、藤田くんの竿が大きくしなりを上げた!これはデカイ!!と大興奮の一同!


 なおも大きく弧を描く竿を手に藤田くんが冷静に一言

   
「・・・根掛かりですね」


   しばしゴルジュが爆笑に包まれた



     
  冷静に根がけた藤田君

 
 





 釣りの後はお楽しみの宴会タイム!名物ニンニクカレーを始め、ウルイの浅漬けや岩魚の蒲焼、そしてシメには
こずえさん謹製のラーメンというフルコースを堪能し就寝。


 私は源流でのタープ泊は初体験だったが疲れとお酒の影響もあり、泥のように眠りこけた


   ニンニクウルイカレー


 
     
   岩魚の蒲焼風


 
     
   こうして夜は更けていく

 
  




 翌朝朝食後テン場を片付けてもと来た道を戻る。


 途中(恐らく初日に遭遇したのと同じ)カモシカが渓を歩いていたが、どうやら脚を怪我したらしく思うように動けないらしい


     
すれ違いざまにこっちをジット見つめる瞳が印象的だった


  




 楽しい時間はあっという間に過ぎ、全員無事車止めまで着き、帰路へ。今回リーダーを引き受けて本当に楽しい水トレを企画して下さった本宮さんにここで改めて感謝を。


  参加メンバーの皆さんもお疲れ様でした&お世話になりました


     
     
  みんなで記念撮影
左上は撮影者の白井君


 
 



 そして帰路につきながら「次はどんな渓や魚に出会えるのかなぁ」と夢想する私なのだった


 
(さかい のぞむ)
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