Fishing2022釣行記 プチ源流釣行 [本宮隠し沢]
プチ源流釣行
[本宮隠し沢]

 
 
 
  
[報告者]岩戸章郎 
釣行日:2022/7/23〜24
 メンバー:石綱覚、根本宏、本宮和彦
 安齋昌之、大貫和之、伊藤道大
 長谷部寿一、小形宰一、岩戸章郎
 
 

前回、岩トレのレポート締めくくりを
『水トレもがんばるぞ!』

で締めくくりましたが、水トレ一週間前にギックリ腰になり水トレ参加を断念。毎日の通院治療に励みながら安静にして約1か月、痛みなく動けるほど回復した。


今回行く沢はゴルジュがありヘツリや泳ぎもあるとのことで、今まで泳ぎどころか腰より深い遡行の経験が無い私で不安もあったが、
『初めての人にちょうどいい、易しい沢だから〜』

とのことでワクワクとロマンティックが止まらない中、週末を迎えた。

参加者は新規入会の伊藤さんと、お試し参加の小形さんも含めて総勢9名となった。



前日22日(金)23時 

我々関東組6名も集合場所へ到着。
小雨もあったが先着の福島組の3人がタープを張って宴会場を作って待っていてくれました。
ありがとうございます。

乾杯とともに前夜祭スタート。

今回の沢で、安齋さんの森のくまさんに出会った体験談
(2015年笑う門には熊来たる:参照)


など楽しい話は尽きず、3時ごろ就寝。



伊藤さん、根本さん、安齋さん
福島三人衆


翌朝
小雨となるまでしばし待機
8時頃いざ出発!!




河原まで降りて入渓後、上流を目指してGoGoGo


いままで経験してきた渓流釣りの遡行とはまったくの別物でいわゆる沢登りを初体験。



クマ除けの声をあげながら進みます


ゴルジュ帯突入!!


ヘツリあり

泳ぎあり

岩登りあり 

これでも初心者向けのプチ源流か…(;´д)






この時すでに私はヘロヘロであった。

特に泳ぎが決して得意じゃない私は、シャカリキになって泳いだので、かなりの体力を消耗した。

皆さんに助けられながら休憩はさみつつ約1時間半歩き、9時半ごろようやくテンバに到着。


ヤブを切り開いてお宿完成。


 


先ほどまでの藪が綺麗なテンバに





 

昼食の準備を進めるころになると、石綱リーダーの日頃の行いの良さのお陰で晴れ間が。

源流ソーメンを食べ終え、さらに上流で釣りだ!と、勇んで出発した。が・・・ルアー、エサ・テンカラでも時折魚影はあるが、釣れない・・・

淵を高巻き上流からは冷気が辺りを覆い始めていた。

なんと大きな雪渓が現れてここで終了。

帰り支流でのチビ岩魚一匹が本日の釣果となった。

 
 


今日はここまでだな〜


鶴の舞でひとっ飛び



大雪渓を潜り先を確認した本宮さんいわく

「雪渓だらけだけどまだ泳ぐ???」


15時ごろテンバへ帰着。着替えを済ませて、薪を集めて河原で宴会のスタート。

安齋さんが、テンバ近くで竿を出し食べごろサイズを1匹ゲット。

根本さんが刺身にさばいてくれた。


イワナの刺身を初めて食べる。上品かつコックリとした白身のうまみがたまらない。





快適な宴会場




うま〜ぁい!

安齋さんご馳走様でした!


うまそうな笑顔


うまそうな眉毛


こだわりの逸品





定番のニンニクカレー他、何から何まで美味しいものばかりで箸が止まらず。

18時頃にはすでに満腹。

疲労も重なり座っているのもままならず。600mlの黒霧島にはほぼ手を付けず、お先にタープ下の寝袋へ。


 


河原宴会場のカラオケ大会を聞きつつ、夢の中へ。


 


翌朝、6時ごろ起床。

全身が満遍なく筋肉痛の中、朝食準備に参加する。

朝食から豪勢なボリューム。こりゃあ、うまい。


朝食後、出発まで時間があり、気持ちいい青空の下、ゆっくりとした時間を過ごす。


長谷部さんと小形さんは昨日のリベンジと釣りに。


小形さんは2匹釣れたそうだが…


 
 
気持ちいい青空


なぜ釣れない?

悩む長谷部君


イカツいフォルム




10時
帰路につくためテンバ出発。

ときどき膝をガクつかせながら、ケガしないように一歩ずつ。淵について、みんな余裕で泳ぎ下る。私もと続く。

しかし・・・平泳ぎがなかなか進まない。

こうなったらクロールだと切り替えるも、ザックが上にかぶさり息継ぎができない。あと、1、2メートルでみんなが待っていて『もう少し!』と応援してくれているが、体力の限界・・・あ〜やばい、まだ足つかない・・溺れる・・・苦しい・・・ガボガボ・・・・・・

『岩戸!大丈夫か!』
と誰かがザックごと引き上げてくれました。


石綱さんありがとうございます。光の中から出てくる北斗の拳のトキに見えました。


 


行こう

ラオウのもとへ




 

その後も、フォロー頂きながら車止めまで無事帰着。歩いている時は、つらくてつらくて

しょうがないけど、やり遂げると何とも言えない達成感。
ラーメン二郎と一緒だ!?

今回、プチ源流とのことで大貫さんなどは、へのかっぱの軽快さで歩いていたが、私は筋肉バキバキと溺れかけといった状況で、これからもたくさんの改善と経験が必要だなと痛感させてもらう貴重な体験であった。


皆さん、楽しい時間をありがとうございました!


また次もよろしくお願いいたします!




(いわと あきお)
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